着物染み抜き教室・2015年7月11日

染み抜き教室のご紹介2015年7月11日

7月11日(土曜)、工房 では恒例のしみ抜き教室を開催いたしました!

世間は「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の

世界文化遺産登録のニュースで持ちきりです。

9日の木曜日まで1週間以上天気の悪い日が続いていましたが、

なんとか晴れてくれまして一安心(^^;)。

今回も無事に開催することができました!

それでは教室の様子をちょっぴり振り返ってみますね。

初回講座(応急処置編)

お食事の際、シミを付けてしまう事ってありませんか?

そんな時に慌てず焦らず対処出来る応急処置の方法をレクチャー!

最近では、お馴染みのラインナップですが

今回もこんな感じで用意しました↓

醤油・カスタードクリーム(エクレア)・抹茶(液状と粉状)・野菜ジュース

固形物・液体が落ちてしまったら、どんなふうにとるのか?

水溶性の染み抜き、シミの成分は何が含まれているのか等、

対処方法について解説していきます。

よくやってしまいがちなNG行動!も説明していきます。

皆さん、とても真剣にメモされていましたね〜^^

うっかりしてしまったときには、応急処置をぜひ実践してみてくださいね!

2〜4講座は衿、袖口の汚れ落とし編

講師の説明と共に、ブラシの当て方や霧吹きの使い方を練習していきます。

初めてブラシを着物に掛けるのは緊張しますよね、

でも、安心してください練習用の布を使って

力の入れ具合やブラシを動かすスピードなどのポイントをお伝えしていきます。

ベンジンの霧吹きはちょっとコツが入ります、みなさん苦戦されてましたが・・・・・

だんだんとコツを掴んで、上達されていましたね!!

3講座目からは、実際にご自分の着物を使っての汚れ落としです!

今回も単衣、襦袢など色々な種類のお着物をお持ちいただきました。

講師が一枚ずつ注意点を伝えながら、片衿、片袖ずつ手本を見せていきます。

ビフォア・アフターをその場で確認できますし、みるみるうちに綺麗になっていく着物!

参加者の皆様から驚きの声があがってました^^

ご参加いただいた方からの感想

○ベンジンがたいへん使いやすいものだと初めて知りました。洋服、スーツの衿洗いも自分でやってみようと思いました。(東京都 YY様)

○初めて参加させていただきました。わかりやすく教えていただきました。(東京都 SY様)

○たのしく学べました。奥が深く・・・。練習します。霧吹き、Good!(東京都 KN様)

○着物着用時に必ず付く衿と袖口の汚れの洗い方を教えていただき、

これから着物でのお出掛け回数が増えそうでうれしいです。ありがとうございました。(CT様)

○ためになりました!!(匿名)

○自分でお手入れが出来ることにビックリしました。(東京都 MK様)

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教室のご案内

20年以上続く着物ユーザー向けの『着物染み抜き教室』と、国家検定試験を目指すプロ向けの『染色補正塾』があります。当工房代表の家田貴之は職業訓練校講師、JICA日系人社会研修講師を務め現在までに延べ3000名を超える方に受講いただいております。

教室開催地(2015年7月11日)

教室開催の会場は変わる事がございますが、2015年7月11日は佃区民館にて行いました。

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