着物染み抜き教室・2020年11月14日

染み抜き教室のご紹介2020年11月14日

11月14日、しみ抜き教室を開催しました。

新型コロナウイルスで不便な生活が続き、またイベントも自粛され

なかなかお着物に触れる機会が少なくなっている中、

また安心して着物が着られる様になるのを心待ちにする4名の生徒さんが

参加してくださいました。

ご参加まことにありがとうございます!

今回も少人数教室ということで、積極的に質問の行きかう

活気のあるしみ抜き教室になりました。

初回講座 ~応急処置編~

まずは講義ということで、講師を囲んでの座学です。

この回では、応急処置とご自宅でのお着物のメンテナンス方法を学びます。

応急処置のポイントは、これは何のしみかを見極めること、そして焦らないことです。

何とかしようと夢中でおしぼりで擦ってしまったり

ネットの情報を信じて間違った処置をしてしまうと、

かえって大事なお着物を傷めてしまいます。

まずは冷静に緊急事態に備えるため、

お着物に実際に醤油、エクレア、抹茶、野菜ジュースをつけ、

実演を交えてご説明させていただきました。

結構どばっと付けますので、生徒の皆さんからも悲鳴が!

ですが、すぐに冷静になって「出来る事だけして後はプロに任せる」こと、

これが重要です。

この他にも、適切な湿度管理や防虫剤の使い方など、ご自宅でお着物を保管するうえで

気を付けていただきたいことをお知らせしました。

衿・袖口洗い(実技教室)

2講座は、セルフケア用しみ抜きセットの使い方講座です。

まずは練習布を使って練習します。

肘を動かさず、しゃかしゃかしゃか、とリズミカルに動かすのがコツなのですが、

見慣れない、使い慣れないブラシや霧吹きに、「なかなか難しいですね」と苦笑いされていました。

3・4講座目は、お持ち頂いた自分のお着物のお手入れです。

まず講師が片衿、片袖を洗ってみせ、イメージを膨らませていただきます。

練習の時には「難しいですね」とおっしゃっていた生徒さんも、

少しずつ使い方になれてしゃかしゃか汚れを落としていました。

ご自宅にいる時間が増え、この機会にお着物を箪笥から出される方も多いようですね。

ステイホームの今のうちにご自宅の着物を綺麗にして、

出かけられるようになったら万全の状態でお着物を着て出かけたい!

そんなきものユーザーの、着物心を刺激できる一日になったのではないでしょうか?

早く日常が戻り、気持ちよくお着物を着てお出掛けできる日がくるよう

祈るばかりです。

ご参加いただいた皆さん、長い時間一日本当にお疲れ様でした!

ご参加いただいた方からの感想(2020年11月14日)

○ベンジンとブラシの使い方が実習でよく分かり、怖くなくなりました。

○布地のたて糸よこ糸の見方も分かり、袱紗の表面についた抹茶をブラシしてみるとかなりきれいに取れました。

○ぜひフォローアップ講座(車のペーパードライバー研修のようなもの)もしてほしいです。

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教室のご案内

20年以上続く着物ユーザー向けの『着物染み抜き教室』と、国家検定試験を目指すプロ向けの『染色補正塾』があります。当工房代表の家田貴之は職業訓練校講師、JICA日系人社会研修講師を務め現在までに延べ3000名を超える方に受講いただいております。

教室開催地(2020年11月1日)

教室開催の会場は変わる事がございますが、2020年6月13日はきもの工房 扇屋にて行いました。

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